契約後に後悔したくない!失敗しない賃貸オフィスの借り方


複数の不動産会社を利用する

新規で事業を立ち上げるために賃貸オフィスを探す上で、重要となるのが不動産会社選びです。需要の増加に伴って住宅だけでなくオフィスを取り扱う不動産業者は増えています。一見するとどこに依頼しても同じように感じられますが、業者ごとに扱っている物件のランクは様々です。賃貸は一度契約を交わすと一定の期間が経つまで解除できません。物件が見つからずに妥協してしまうと後悔することになります。最低でも3社程度の不動産業者を利用することが基本です。

共用部分の管理状況を確認する

気に入った物件が見つかった時に契約を交わす前に実際に自分の目で確かめることが基本ですが、意外と見落としがちなのが共用部分です。共用部分とは文字通り、建物内にある物件を契約している人達が共同で使う場所のことを言います。各フロアを行き来するエレベーターや階段はもちろん、エントランスや屋上も対象です。自分達のオフィスがどんなに綺麗でも、共用部分が汚れていれば会社に訪れたお客様からのイメージが悪くなります。内見時はオフィスだけでなく、共用部分のチェックも忘れてはいけません。

オフィス周辺の土地の値動き

賃貸オフィスを利用するには毎月決められた金額の家賃を不動産会社やオーナーに支払わなくてはいけません。家賃は間取りの広さや利便性だけでなく、土地の価格も影響します。都市部など土地の価格が変動しやすい場所を借りたことで、契約時から数年の間に家賃が大幅に値上がりしたという例も少なくありません。長期契約を希望する場合、対象エリアの土地価格の変化にも注意が必要です。

中央区は都内でも特に利便性の高いエリアですが、賃貸物件の家賃は標準より高めです。中央区で賃貸オフィスを探す時は、家賃の出費を抑えられるように妥協点を見つける作業も必要になります。